認知症治療に対する社会的な注目度が高まる中、認知症の基礎知識をしっかりと身につけることが、予防と改善に大きく影響します。

患者数と割合について

認知症の危険因子となるのは「加齢」です。厚生労働省によれば、日本における65歳以上の有病率は2010年の時点で8%ほどと言われていましたが、高齢化と共に2020年には10%を超えると予想されています。

また、近年注目される若年性認知症の患者数は、厚生労働省により行われた調査結果をもとにすると、全国で4万人にも及ぶと言われています。(平成21年「若年性認知症の実態等に関する調査結果の概要」より)
性別で見た場合、女性よりも男性のほうが多い傾向にあり、この傾向はどの年齢階層にも当てはまります。男性にとって働き盛りと呼ばれる世代で起こる若年性認知症は、経済的な面だけでなく本人や家族にとって大きな精神的ダメージとなります。

進行する速さについて

進行する速さについて

認知症の1種であるアルツハイマー病は、睡眠障害や頭痛などの前駆症状を伴い、この症状が現れ始めてからおよそ2、3年で初期症状へと移行すると言われています。

認知症は一般的に年齢が若ければ若いほど「進行が速まる病気」とされていますが、その時の生活リズムや環境、身体の状態によって違ってくるため、正確な進行速度を割り出すことはできません。認知症の前兆について知り、普段から注意しながら生活をおくることが大変重要なのです。

認知症になりやすいタイプとは?

認知症になりやすいタイプとは?

認知症を予防するためには、認知症になりやすい人の傾向について知っておくことも大切です。

性格的な面で言えば、「細かいことが気になる真面目なタイプ」「頑張りすぎるタイプ」です。健康面では、高血圧や糖尿病の傾向がある方が認知症になりやすいと言われています。これらの要素に心あたりがある方は、心身のバランスを崩しやすい傾向にありますので、早めに周囲へ相談したり専門家のアドバイスを受けたり、予防に対する意識を持つことが大切です。

群馬県前橋市にある当院では、認知症患者の専門医療福祉相談・鑑別診断・治療指針の選定に加え、地域保健医療・福祉関係者への技術援助を行っています。介護にかかる費用の相談や介護保険施設の案内、介護保険制度の説明など幅広い相談内容にご対応いたします。また、相談専用窓口を設けておりますので、認知症検査や認知症治療をご検討されている方、グループホームや介護老人保健施設をお探しの方はどうぞお気軽にご相談ください。
認知症高齢者対応型グループホームでは、検査結果に応じたオーダーメイドな認知症治療・看護・介護で、様々な方面から認知症の予防と改善をサポートいたします。