近年、精神疾患により仕事を休職する方が急増しています。精神疾患による休職からの職場復帰は企業にとって頭の痛い問題ですし、このような問題はいつ発生するか誰にも予測できません。

また、ご家族の皆様にとっても負担が大きく「本人の心を傷つけないためにはどう接すれば良いのか…」悩みが尽きないものです。そこで、こちらでは復職における職場の対応と家族の対応についてご紹介いたします。

職場の対応について

復職させる場合、職場側は慎重に判断する必要があります。なぜなら、心療内科の医師より復職可能と診断されたとしても、復帰そのものがストレスとなり再発するケースが多いのです。

また、一般の病気や怪我に関しては、客観的に回復状況を確認することができますが、精神疾患になると外見から判断することが難しいため、患者様の症状を詳しく把握することができません。これまで休職していた社員が復職する際は、まず患者様の不安を和らげるためにも、重大な責任を伴わない単純な作業、もしくは負担がかからない程度の業務を与えることをおすすめします。

さらに、患者様は職場の方達に対して、休職したことに強い責任を感じている方が多いです。職場にいるだけで緊張感が高まっている状態にありますので、周囲の社員の皆様も配慮する気持ちを持ちましょう。

家族の対応について

自宅療養が数ヶ月続くと、ご家族の皆様も本人の将来が不安になるものです。経済的な面や将来のことを考えると、復職について焦る気持ちも十分理解できますが、患者様の状態も考えずに復職を迫ってしまうと症状がさらに悪化することにもなりかねません。

また、家族とのコミュニケーションも増え、何の問題もなく日常生活が送れていても復職できるとは限りません。「家族の焦りが原因で復職に失敗する…」といった最悪な事態を招かないためにも、慎重に対応して本人の気持ちを再優先に考えることが大切です。復職のタイミングについては医師からの診断を待ちつつ、患者様をしっかり支えてあげましょう。

当院は多職種協働によるチーム医療で患者様の早期回復を目指しております。不安不眠・イライラなどの症状をはじめ、過去のトラウマが原因となり、心の病を発症する患者様が増えておりますが、当院では社会復帰を実現するために多種多様な医療スタッフが在籍しておりますので安心してご相談ください。

また、精神科・心療内科の初診に関しましては、受付から終了までに数時間かかるおそれがありますので、時間に余裕を持ってお越しになることをおすすめします。患者様の状態を第一に考えて丁寧に診療いたしますので、前橋市周辺で心療内科をお探しの方は是非当院をご利用ください。