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うつ病と食習慣
ストレス社会といわれる現代、日本では毎年うつ病に悩む方が急増しています。そんな中、近年注目を集めているうつ病治療が「食事療法」です。一見何の関係性も無さそうですが、うつ病と食事には深い関わりがあります。
「投薬と休養によって治療を続けているが、改善の余地が見られない…」そんなお悩みを抱えている方はまずは食習慣を見直していきましょう。
「添加物」が多く使用された食品の危険性
うつ病に限らず、全ての病気に共通して言えることですが、添加物が多く使用されている食品には危険な側面も見られます。全ての添加物が危険ではなく、一般的に控えていただきたいのが「人工的に作られた食品添加物」です。

コンビニ食・加工食品・ファーストフードなどの美味しい食べ物には、この人工的に作られた食品添加物が多く含まれています。毎日摂取していると、生活習慣病を招くことにもなりかねません。
また、このような食習慣を続けていると栄養が偏り、セロトニンやドーパミンなどの幸せを感じる物質も作りにくくなります。その結果、うつ病などの心の病を引き起こす危険性があるのです。

本来、日本人の食生活は「一汁三菜」を基本としていましたが、食の欧米化が進むにつれて偏った食習慣を送る方が増え、うつ病を患う方も年々増加しています。毎日食べている食品の栄養素について理解を深め、健康的な食習慣を心がけましょう。
うつ病を克服するために必要な栄養素
うつ病の方は、脳内の神経伝達物質がうまく働いていない傾向にあります。例えば、幸せ物質と呼ばれるセロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られています。

このトリプトファンはタンパク質から作られるアミノ酸の一種で、日頃からタンパク質を多く含んだ食品を食べることで、脳内の幸せ物質も増えて心身共に良い効果をもたらすのです。また、アミノ酸から脳内物質を作るにはビタミンも欠かせません。

ビタミンA・ビタミンB1・マグネシウム・カルシウム・亜鉛・鉄分などの栄養素が不足すると、脳内物質が作られず、うつ病を起こしやすくなりますので、バランス良く栄養素を補うことが大切です。
うつ病治療に関することなら当院にお任せください。当院では患者様が早期に社会復帰できるよう、多職種協働のチーム医療を実践しております。

医師をはじめ、看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・管理栄養士など様々な専門家が、早期回復を目指す患者様をサポートいたします。

うつ病治療に関しては、精神科医と連携して臨床心理士がカウンセリングを行っております。うつ症状や精神障害にお悩みの方、心の病気を改善したい方も安心して治療に取り組んでいただけます。
当院は群馬県前橋市にございますので、周辺地域にお住まいの方は是非ご相談ください。
医療法人中沢会 上毛病院
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